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わきがを自分でチェックする方法!

わきがを自分でチェックする方法!

汗をかいたあとや人が密集するような場所では、自分の臭いが気になり、もしかしたら自分がわきがかもしれないと心配になりがちです。しかし、自分の臭いを判断するのは難しいですし、臭いに関する悩みはデリケートなので、なかなか人には聞きにくいものです。そこで、自分がわきがかどうかを簡単にチェックする方法を紹介します。

耳垢が湿っていると可能性が高い

耳垢の状態を見ることで、自分がわきが体質かどうかを簡単にチェックすることができます。耳垢をチェックする際は、アポクリン汗腺が活性化するお風呂上りや運動後は避け、普段のリラックスした状態で行います。綿棒を使って耳垢を取り、状態を観察してみましょう。
耳垢の種類は、人により乾燥しているタイプと湿ったタイプに分けられます。耳垢が白くカサカサと乾燥している場合は、わきが体質の可能性は低いです。このタイプの人は、お風呂上りなどでないと耳垢が採取できないほど乾燥している場合もあります。逆に、キャラメル状の湿った耳垢が取れる場合は、わきがの可能性があります。その際に取れる耳垢の色は茶褐色です。この場合、耳を指で触ったり、タオルで軽く耳を拭いたりしただけでもベットリとした耳垢が付く場合もあります。
普段から頻繁に耳掃除をしているのにもかかわらず湿った耳垢が取れる場合は、わきがの可能性が高いです。このように耳垢が湿っているのは、アポクリン汗腺が活発に動いている状態です。アポクリン汗腺から出る汗には少量の脂肪酸などが含まれており、これが皮膚の細菌によって分解されて臭いを発します。これがわきがの主な原因です。
汗腺の中でも、全身のほとんどの部位に分布しているエクリン汗腺とは異なり、アポクリン汗腺は特定の部位にしか存在していません。特にわきの下に多く分布していますが、実は耳の中にも存在しています。耳にはエクリン汗腺が存在していないため、耳垢が汗により湿っているかどうかを確認することで、自分がわきが体質かをチェックすることができるのです。

毛深い人はアポクリン汗腺が発達している!

アポクリン汗腺は皮下組織にあり、その出口は毛穴に向けて開孔しています。皮膚表面に直接開孔するエクリン汗腺とは異なり、アポクリン汗腺は必ず毛穴と繋がっているのです。つまり、毛深い人はアポクリン汗腺も多いといえます。また、生えている毛が太い場合はアポクリン汗腺も大きく発達しているため、わきがの臭いが強くなる傾向があります。さらに、毛深い人は毛が密集しているため、汗などの分泌物が毛根に付きやすく、常に蒸れて雑菌が繁殖しやすい状態になっています。そのため、わきがの臭いも発生しやすくなります。
アポクリン汗腺があるのはわき毛だけではありません。耳や乳輪周辺もアポクリン汗腺が多い場所です。耳の外耳道に太い毛が多く生えている場合、アポクリン汗腺が多く、わき毛の可能性が高いです。
さらに毛深さだけでなく、男女別でみた場合はわき毛の生え方にも特徴があります。女性の場合、わき毛の量が多く、太さもあり、ひとつの毛穴から2本の毛が生えている場合はわきがの可能性が高いです。逆に男性の場合は猫の毛のようなサラサラとしたやわらかいわき毛があると、わきがの可能性が高いです。また男性でわきがの人の中には、アポクリン腺から分泌した汗などが結晶となって毛につき、わき毛に白い粉のようなものが付着することがあります。

肉が好きで野菜を食べない

わきがは遺伝的な要素が大きいのですが、食生活もわきがの臭いに影響します。肉中心の食生活やバターやチーズなどの乳製品、ジャンクフードなどは、わきがの臭いを強くしてしまうので注意したい食べ物です。食生活の欧米化に伴い、体臭の強い人が増加しているといわれています。また、揚げ物など高カロリーの食べ物ばかり摂取していると、余ったカロリーが皮下脂肪に蓄積され、アポクリン腺を刺激して動きを活発にしてしまいます。ラードやバターなどの動物性油脂にも皮脂腺やアポクリン腺を刺激する働きがあります。
また、ニンニクやニラ、香辛料など、臭いが強い食材を使った料理もわきがの臭いを強めます。マヨネーズやマーガリンに多く含まれるリノール酸も、体内で酸化してしまうので臭いの原因になります。
臭いを抑えるためには、緑黄色野菜や大豆製品を使った料理を積極的に摂取するようにしましょう。緑黄色野菜にはビタミンAが多く含まれ、皮膚の新陳代謝を活性化させて細菌の繁殖を防ぎます。たんぱく質を多く含む肉も栄養的には大切ですが、肉が好きだからといって野菜を全く食べずに栄養が偏ってしまうのは良くありません。バランスの良い食事を心がけ、抗酸化物質を積極的に取ることで汗の臭いの元を消してくれます。また、内臓が弱ると消化や吸収ができなくなり余分な成分が汗となって出てしまうので、暴飲暴食や夜間の飲食も避けた方が良いです。

ストレスとわきがの関係は?

ストレスもアポクリン汗腺を活性化させる要因のひとつです。強いストレスを感じると、ホルモンバランスが崩れて自律神経が乱れてしまいます。アポクリン汗腺からの分泌は自律神経が関与しているので、ストレスにより汗腺が刺激されて大量の汗を作り出します。そうした緊張したときに出る精神性発汗は、体温調節や運動後にエクリン汗腺から出るサラサラとした汗とは異なり、アポクリン汗腺から出る粘着性のあるベタベタとした汗です。こうした精神性発汗は、たんぱく質や脂質、アンモニアなどさまざまな物質が含まれ、臭いを発します。
精神性発汗自体は異常なものではなく誰にでも経験があるものではありますが、日常的にストレスをかかえていたり精神的な緊張が続いたりしている場合、常に汗が出続けてしまいます。特にわきの下は肌が密着しており湿った状態になりやすい場所です。わきの下が常に汗でこもった状態になると、わきがの臭いを強くしてしまうことに繋がってしまいます。
さらに、「もしかしたら臭っているのではないか」「自分はわきがかもしれない」という精神的な不安要素が余計なストレスにつながり、さらに精神性発汗を起こす原因になります。汗を抑えようと意識するほど、その緊張やストレスで自ら精神性発汗を引き起こしてしまうのです。そのため、自分の臭いが気になる場合はひとりで悩むのではなく、早めに専門医に相談してストレスを軽減することをおすすめします。

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