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自宅でムダ毛処理をしたい!正しい処理の方法を知っておこう

自宅でムダ毛処理をしたい!正しい処理の方法を知っておこう

自宅でムダ毛の処理をしたくても、どの方法が自分に合っているのかわからない人も多いのではないでしょうか。また、いつも自己処理をしているという人でも、肌に優しいケアができているとは限りません。そこで今回は、自宅でムダ毛の処理をするメリットとデメリット、さらに知っておきたい処理方法や覚えておきたいアフターケアについて詳しく紹介していきます。

ムダ毛を剃って処理をする!メリットとデメリットを紹介

夏や肌の露出が増える時期になると、ワキや腕のムダ毛が気になってしまうものです。ムダ毛の自己処理の一つに剃刀や電動シェーバーを用いる方法があります。この方法のメリットは、何といっても短時間で処理できる点です。しかも、シェービングクリームや剃刀などはドラッグストアやコンビニでも購入できます。手軽でリーズナブルなムダ毛処理なら、剃って処理するのがベストです。
とはいえ、ムダ毛を剃ることにはデメリットも存在します。例えば、剃刀を使うと肌にダメージを与えやすく、敏感肌やアトピー肌など肌が弱い場合はダメージが心配です。肌トラブルを招かないためにも、丁寧なアフターケアを心がけましょう。また、剃れば一時的にムダ毛のない状態になりますが、数日でムダ毛がまた生えてきてしまうので処理の回数が多くなるでしょう。

ムダ毛を抜いて処理をする!メリットとデメリットとは

剃る以外にも抜くという方法があります。1本ずつ抜くのは時間がかかりますが、次に生えてくるまでの期間が長くなるというメリットがあります。毛抜きなら100円ショップやスーパーでも安く購入できるので、お金をかけずに済むのも魅力です。剃刀やシェービングクリームのように肌への刺激になることも無いので、誰でもできる自己処理方法といえます。
一方で、ムダ毛を抜くということは毛穴や肌に無理な力が加わり、大きなダメージを与えることになります。そうすると、毛包と呼ばれる部分に細菌が入り毛嚢炎を引き起こしてしまうこともあるため注意が必要です。また、毛穴が塞がって埋没毛になってしまうこともあります。毛穴の黒ずみの原因にもなるので、毛嚢炎や埋没毛にならないように気を付けましょう。そのためには、ムダ毛処理の回数をできるだけ減らして肌を締め付ける衣類を長時間身につけないなどの対策が必要です。

除毛クリームで処理をする!メリットとデメリット

ドラッグストアや通販でも購入できる自己処理アイテムに、除毛クリームというものがあります。これはムダ毛を処理したい部分にクリームを塗るだけなので、一気に広範囲のムダ毛を処理できるのが大きなメリットです。クリームに配合されている成分がムダ毛に浸透して溶かしてくれます。剃刀を使うと毛先がチクチクしますが、この方法であれば毛先が丸くなり生えてきたときもチクチクしません。
除毛クリームはムダ毛にのみ塗れば良いのですが、実際には肌にも付着してしまうため人によってはかぶれやかゆみが起こることもあるでしょう。肌の表面が溶けてしまうこともあるので、肌に合わないケースも考えられます。また、他の処理方法と同様に、時間が経てば再びムダ毛が生えてきてしまうので定期的なケアが必要です。

ムダ毛を剃る!正しい方法を解説

ムダ毛を剃るのであれば、まずは肌を清潔にしておくことがポイントです。ホットタオルを当てて毛穴を開かせればスムーズに処理をすることができます。次にシェービングクリームを塗りますが、肌の水分をしっかり拭き取っておくことが大切です。1~2分程度時間を置いたら、剃刀を肌に当てて毛流れに沿って動かしましょう。毛流れに逆らって処理をすると、肌にダメージを与えやすくなるので要注意です。また、クリームが残らないようにきれいに洗い流して患部を良く冷やすことで、炎症や肌荒れを予防することができます。

ムダ毛を抜いて処理する!正しい方法が知りたい

毛抜きを使って自己処理をする場合は、剃るときと同様にホットタオルを乗せて毛穴を開いておくと良いでしょう。ホットタオルは濡らしたタオルをラップで包んで電子レンジで1~2分程度温めれば手軽にできます。あまり熱すぎるとやけどの原因になるので、加熱のしすぎには気を付けましょう。準備ができたら毛の根元を毛抜きでしっかりつかんで抜きます。このとき、毛の流れに沿って引っ張るのがポイントです。処理した後は毛穴を冷やして閉じることで、炎症を起こしにくくすることができます。
テレビを見ているときなどムダ毛が気になったときに毛抜きで処理しがちですが、肌への負担を軽減するためには肌の準備をしっかりしてから行いましょう。お風呂で毛抜きを使用する人もいますが、毛穴から雑菌が入りやすいので避けたほうが無難です。

除毛クリームで処理をする!正しい方法とは

自己処理をするときには、肌を清潔にしておくことは基本です。クリームを処理したい部分に塗ったら指定された通りに時間を置きます。使用するクリームによってそのままにする時間は異なるので、説明書きをしっかり読んでおきましょう。置く時間が短ければ十分な効果が得られず、長すぎれば肌へのダメージが大きくなる可能性もあります。指定された時間が経過したら、クリームと溶けたムダ毛をしっかりとぬるま湯で洗い流します。最後に患部を冷やして肌を落ち着かせましょう。
ほとんどのクリームは顔やデリケートゾーンには使用できないので、使用する際は使用方法を必ず確認することが大切です。また、使用する前にパッチテストをしておくと肌荒れを防ぐことができます。自身の肌に合ったクリームを使うことで、肌ストレスの少ないケアを目指すことが可能です。除毛クリームの使用を続ければムダ毛が薄くなるのではと思われがちですが、毛根まで成分が浸透するわけではないので脱毛効果は得られないでしょう。
除毛クリームと間違われやすいものに脱色クリームというものがあります。除毛クリームは薬剤でムダ毛を溶かすのに対して、脱色クリームはムダ毛の色素であるメラニンに作用して目立ちにくくするのが特徴です。脱色クリームを使用する場合も、除毛クリームと同様にパッチテストを済ませておきましょう。清潔にした患部に脱色クリームを塗り指定された時間放置します。その後、ぬるま湯できれいに洗い流してしっかり保湿をすればムダ毛の脱色が完了です。冷たいタオルなどでクールダウンすれば肌の炎症を予防することができます。

自宅でムダ毛ケアをした後は!アフターケアもしよう

剃る・抜く・溶かすなどムダ毛の自己処理にはさまざまな方法があります。自宅にいながらにして手軽かつリーズナブルにできる方法ばかりですが、アフターケアをするかどうかで肌の状態は大きく変わります。自己処理をした後は、必ず保湿をして肌に必要な水分を浸透させることが大切です。処理後の肌はとてもデリケートになっているので、いつもは肌トラブルがない人でもしっかりケアするようにしましょう。どんな保湿剤を使ったら良いのか悩む場合は、低刺激性のクリームやローションを使うのがおすすめです。乾燥しやすい冬はクリームタイプのほうが適していますが、べたつきが気になる暑い時期はさっぱりとした使い心地のローションタイプを使っても良いでしょう。
万が一、肌の赤みやかゆみなどの肌トラブルが続くようであれば、早めに皮膚科を受診することがポイントです。また、肌の炎症や違和感があるときには自己処理をするのは避けましょう。