すね毛・ムダ毛

すね毛・足の毛を抜くのは大丈夫?肌に優しい自己処理方法をレクチャー

すね毛・足の毛を抜くのは大丈夫?肌に優しい自己処理方法をレクチャー

すね毛の処理方法は「電気シェーバーやカミソリで剃る」「毛抜きで抜く」「クリームなどで除毛する」などが考えられますが、自宅で手軽にムダ毛処理できることから自分ですね毛を抜いている人も少なくありません。しかし、すね毛を抜いても肌に影響はないのか気になるでしょう。ここではすね毛を抜いたときの肌への影響と肌に優しい自己処理の方法はあるのかについて紹介します。

すね毛を抜くメリット

すね毛を抜くメリットとして考えられるのは自宅で手軽にムダ毛処理ができることです。毛根から抜いた場合は次にムダ毛が生えるまでに時間がかかります。そのため、ムダ毛処理をした結果が長持ちするでしょう。
また、毛抜きはスーパーやドラックストアなどで簡単に手に入ります。値段も手ごろな物が多いです。シェーバーは刃を付け替える必要がありますが、毛抜きは1つあれば何年も利用できます。除毛クリームやシェーバーとは違い買い替える必要がないことから安価に済ませることができるのです。

毛を抜くと毛が生えにくくなるのは本当?

通常、ムダ毛は剃ってから肌の表面に見えてくるまでの期間は2~3日です。しかし、毛抜きで抜いた場合は表面に見えてくるまで1週間前後かかります。切るのと抜くのでは処理した毛の長さが違うため、当然といえるでしょう。
毛を抜いた場合は毛根の内部にある毛乳頭と呼ばれる場所にダメージを与えることも原因です。毛乳頭には毛を作るための栄養素が溜められています。毛乳頭が傷つくと毛が育つための栄養素が足りなくなるため、ムダ毛処理をした後に毛が生えてきにくいのです。
人によっては毛を抜き続けることで毛が細くなることがあります。毛乳頭に栄養が溜まりにくくなることから毛を生成するペースや力が落ちることが原因です。薄くなるため目立ちにくいというメリットもあります。

すね毛を抜くデメリットが多すぎる!

すね毛は抜けば抜くほど毛穴が広がってしまうというデメリットがあります。毛穴が広がると毛穴に皮脂や細菌が入り込みやすく、また溜まりやすくなるため肌が黒ずんでしまうのです。
また、埋没毛や毛嚢炎になりやすいというデメリットもあります。前述したように毛を抜くと毛乳頭を傷つけます。また、毛抜きで抜いた毛穴周辺の肌も一緒に剥がれてしまう恐れもあるため注意が必要です。
傷ついた箇所は雑菌が入り込みやすく、炎症を起こしやすくなるという特徴を持っています。肌に負担がかかるため、皮膚に痛みを伴うことも少なくありません。1つ1つは小さな痛みですが、寄り集まれば我慢できないほどの痛みを伴うこともあります。
また、毛穴周辺の皮膚が剥がれたことによりできた傷は綺麗に治らない可能性もあります。傷が残ってしまうと肌が汚く見えるため注意が必要です。毛を抜いた前後にしっかりと肌をケアする必要があるでしょう。

正しい自己処理の方法が知りたい!

女性がムダ毛を処理するときの正しい自己処理の方法はいくつかあります。1つは毛抜きではなく電気シェーバーで剃る方法です。電気シェーバーは毛乳頭を傷つけないため肌に負担をかけにくく黒ずみができにくいという特徴があります。また、電気シェーバーは刃が皮膚に直接触れないため肌を傷つけることがありません。子どもでも安全に利用できます。電気シェーバーはカミソリや毛抜き、脱色剤に比べたら高価ですが、一度購入すれば何度も使用できるというのはメリットの1つです。長い目で見れば経済的といえます。また、軽くシェーバーを押し当てるだけで除毛できるので、処理に時間がかかりません。手軽に広範囲の処理が可能です。また、肌が乾いた状態で処理することもできるので、準備に時間を取られることがありません。正しい自己処理として除毛クリームで処理する方法もあります。除毛クリームは塗るだけで広範囲のムダ毛処理ができるため、それほど手間がかかりません。また、処理漏れが少なく済むというメリットもあります。カミソリやシェーバーと違い、切るわけではないので毛が生えてきたときにチクチクしません。手の届きにくい背中の毛も処理しやすいです。持ち運びしやすいため長期旅行などで持っていくこともできます。しかし、肌の弱い人は除毛クリームでケアすると皮膚が炎症を起こす可能性があります。炎症を起こすと肌が汚くなるため、処理中に違和感を感じたときはすぐに水で洗い流しましょう。
電気シェーバーや除毛クリームに限らず、自己処理をした後は肌を傷つけている可能性があります。毛穴や皮膚が傷ついたことにより痒みや強い痛みを感じることは少なくありません。雑菌が入らないように患部をしっかり冷やし保湿することが大切です。患部を冷やすことで炎症を抑えることができるため、回復が早くなります。

男性のすね毛ケアをご紹介

男性のすね毛はカミソリで剃ると毛が尖りやすくなることも少なくありません。また、毛根が強いため毛を抜きにくいというデメリットがあります。毛を剃ったり抜いたりすると肌を刺激してしまうため注意が必要です。除毛クリームも肌に合わずに炎症を起こす可能性が高まります。男性はすね毛などの毛根が強いため、除毛クリームでは処理できないということも少なくありません。
そこで、脱色クリームを使った処理方法がおすすめです。ムダ毛の色が肌と同化するので毛が目立ちにくいです。実際に毛が無くなるわけではありませんが、見た目は毛が薄く見えます。また、処理方法も脱色クリームを塗るだけなので時間がかかりません。皮膚を傷つけることが少ないため炎症が起こることや雑菌により肌が黒ずむという心配もないでしょう。
別の処理方法として、すね毛をすくケアもおすすめです。全てのすね毛を処理するわけではないので、不自然に見えません。すくだけなので肌を傷つけずに処理できます。また、処理する毛の量も少ないため時間も少なく済むというのもメリットの1つです。
すね毛をすくにはすきカミソリを使うかバリカンやグルーマーを使う方法があります。すきカミソリとは、床屋さんや美容院で使われるすきバサミのカミソリバージョンで、毛を全て処理するのではなく一部だけ毛の量を減らす物です。通常のカミソリと同じように刃を交換できる物もあり、比較的安価で手に入るのも魅力といえます。バリカンは家庭でも気軽に散髪を行える機械で、毛をすくときに便利です。グルーマーは電動シェーバーに似た機械です。剃るのではなく短くするだけなので、肌を傷つけることがほとんどありません。手軽に体毛を薄くすることができるでしょう。