脇毛

カミソリで脇毛を剃る!正しい剃り方・処理方法を知っておきたい

カミソリで脇毛を剃る!正しい剃り方・処理方法を知っておきたい

薄着になる夏だけに限らず、スイミングの水着やノースリーブなどの運動着などで脇毛が気になる人は多いでしょう。うっかり脇の処理を怠ると、電車に乗っていても吊革につかまるのも躊躇してしまいます。半袖でも座っている人から脇が丸見えのこともあるため油断はできません。脇毛の処理方法としてカミソリを利用する人は多いです。しかし、正しい使い方を知らなかったために肌トラブルを起こしてしまうことがあります。そこで、カミソリで脇毛を剃る時の正しいシェービング方法やケア方法について紹介します。

カミソリで脇毛を剃る!メリットとデメリット

脇に限らず口周りや眉、腕や脚などのムダ毛をカミソリで処理したことがある人は多いのではないでしょうか。ドラッグストアやスーパー、コンビニなどで、カミソリやシェービング剤が安価で購入できます。リーズナブルにケアができるため、脇毛も他の部位と同様にカミソリで手軽に処理する人は多いでしょう。思い立ったときに手軽にケアできるのは大きなメリットです。カミソリ1本の単価も安く刃の切れ味が衰えたりサビたりしなければ、何回かは使うことができるためコスパも抜群です。
ただし、「カミソリ負け」という言葉があるように、肌が傷つきやすいデメリットも見逃せません。肌が弱い人は、カミソリの金属の刃が肌に触れることにより肌が荒れたり、赤くヒリヒリしたりすることがあります。普段は肌が丈夫な人でも、カミソリ負けの症状に悩まされることもあるため油断できません。また、きれいに剃ったと思えてもすぐに毛が生えてきてしまいます。それも、剃った毛の断面が平らにカットされているため、毛が伸びかけてきたのが目立ってしまいます。

脇毛を剃る時に知っておきたい!正しいシェービング方法

カミソリ負けを起こさずに脇をきれいな状態に保つための正しいシェービング方法を紹介します。まずは、剃る前に肌を清潔にしておくことが肝心です。低刺激性のボディソープや石鹸で洗い、よく洗い流しましょう。ゴシゴシこすることは禁物です。タオルで拭くときも優しく水分を押さえるように吸い取らせましょう。カミソリを使う前に肌を刺激しない、肌を清潔にして傷や毛穴に雑菌が入って炎症が起こらないようにするなど、未然にトラブルを防ぐことが大切です。
その後は、剃りたい部分にシェービングクリームを塗ります。肌の滑りを良くして保護するためにやや厚めに塗ると良いでしょう。腕を頭の上に上げながら、毛の流れに沿って、シェービング剤をそぎ取るようにカミソリをやさしく動かします。毛流れに沿って刃を動かすことを「順剃り」、毛流れとは逆に毛先から根元に向かって刃を動かすことを「逆剃り」と言います。順剃りで処理するのが肌を傷つけないコツです。逆剃りは肌を削ってしまう原因になるため気をつけましょう。
最後に、剃り残しがないか確認します。剃り残しが見つかれば、そっと肌を伸ばして逆剃りします。逆剃りはなるべくごく一部だけに留めてください。

シェービングをした後はしっかりアフターケア

脇毛のシェービングの後は、正しいお手入れ法によるアフターケアで肌をいたわりましょう。清潔な濡れタオルでシェービング剤をきれいに拭き取った後、低刺激性の化粧水や保湿クリーム、アフターシェービングローションなどでたっぷり潤いを与えます。ヒリヒリや赤くなって痒みがある場合は、氷や冷たい水で処理した部分を十分に冷やしてから保湿ケアをしましょう。

脇毛を剃る時の注意点をご紹介!

カミソリで脇毛を剃っていったんはきれいになると、ほんの少しの生えかけでも黒いポツポツが目立つようになります。ひんぱんに処理するため、慣れてくるとケアが不十分だったり不注意にカミソリを使ったりして肌トラブルを招くことも。そこで、脇毛を剃るときの注意点を紹介します。
逆剃りは肌を削る原因になってしまいます。通常は順剃り、どうしても剃り残した部分のみ逆剃りをするようにしましょう。ニキビやほくろなどは刃が当たらないように避けます。また、カミソリや電気シェーバーを何度も肌の上で往復させないことも大切です。肌に刃が当たるたびにリスクが増える原因になってしまいます。
脇毛の処理をするのにふさわしい時間帯は夜です。朝の忙しいときや外出前では、慌ただしく支度をしているときにカミソリで肌を傷つけて出血することがあります。脇毛を剃るのはなるべく時間の余裕のある落ち着いた時間帯に済ませましょう。皮膚は睡眠中に細胞分裂により再生されます。夜、寝ている間に成長ホルモンは分泌されますので、夜寝る前のお手入れが理にかなっています。

脇毛は除毛クリームで処理する方法も

カミソリで剃った後はいったんはきれいになるものの、根元の太い毛の断面でカットしているため、黒い毛の断面がそのまま伸びてきてしまいます。早い人はたったの数日で黒いポツポツが目立つこともあります。ただし、短い毛ではうまく剃れないこともあるためある程度伸びてくるまで我慢しなければなりません。それに耐えられない人は、短い毛のまま順剃りや逆剃りで何度もカミソリの刃が当たることになり、結果として肌を痛めてしまうことにもなってしまいます。
そのようなトラブルがなく脇をきれいに保つコツとして「除毛クリーム」でケアをする方法があります。除毛クリームとは、ムダ毛を剃ったり抜いたりするのではなく、毛を溶かす成分が含まれたクリームです。除毛クリームを肌に塗って決められた時間放置することにより、肌を痛めることなくムダ毛がきれいになくなります。毛の断面は剃ったときのように太く目立たず、きれいな状態が長い期間続くことが特徴です。ほかにもメリットとして、1度に広い範囲のムダ毛を安全に除毛できることが挙げられます。しかし、肌に合わないものを選ぶと肌トラブルを招いてしまうこともあるため注意が必要です。
除毛クリームの使い方は、まず体の水分を拭き取り、クリームやローションを除毛したい部分に均一に伸ばします。そのままの状態で説明書に記載されている通りに時間をおいたら、その後クリームを洗い流すだけで終わりです。すすぎ残しがないようにしっかりと流しましょう。

脇毛を剃ることはワキガに影響を及ぼす?

脇毛を剃ることはワキガに影響を与えるのかを心配する人もいます。脇毛を処理することによるワキガへの悪影響があるのかを紹介します。
端的にいえば、脇毛を剃ったところでワキガが悪化するなどの症状はありません。むしろ毛がなくなるため、汗ふきシートで脇の下を拭き取りやすくなるため剃らないよりは清潔に保ちやすいといえます。しかし、剃った後のケア次第では、脇が黒ずんだり肌が荒れたりする可能性もあるため注意が必要です。きちんと保湿をして肌を保護することが大切です。もしいつまでもカサつきや痛みやかゆみが気になるときは、早めに皮膚科を受診しましょう。